特攻隊

RPGツクール、パズル、プログラミング等々。

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久々レビュー。長らくレビューをしてないと、
元々ここはレビューブログだったということを忘れ去りそうで怖い。



【タイトル】HUNTER GAME 氷河の巨人
【作者】豊丸さん
【時期】第3期

公開スレでは有名な、豊丸さんの作品。HUNTER GAMEが公開スレに出た頃は、
まだ自分は2chを見ていなかったので、その頃の事はよく知らないですが…


父親の病気を治すため、クリアすると富と名声が得られるという
「ハンターゲーム」に参加することを決意した、アイルとデュエル。
ハンターゲームの舞台は、「氷の迷宮」と呼ばれるダンジョン。
全5階層からなる氷の迷宮をクリアしていくのがゲームの目的。

ダンジョンは、全階層とも1フロアのみ使ったダンジョンで、
攻略はサクサクいける。アイテムが落ちている付近では、
!マークの吹き出しが出て、アイテムのレア度により
拾った時の効果音が変わる。

各階層にはボスがおり、ボスを倒してクリアの証を手に入れると、
次の階層へ進めるようになる。行ける階層が増えるごとに、
拠点も広がっていき、アイテム屋などの施設が増えていく。

拠点には店のほかに、アイテム交換(ダンジョンで拾ったアイテムを、
他のアイテムと交換してくれる)や、技習得装置(「本」を使うことで、
技を覚えられる)などの施設がある。

拠点に戻ってくれば全回復&セーブ可能なので、ダンジョン内の、
入り口付近をうろついていれば、危なくなったらすぐ戻って全回復でき、
ストレスなくレベル上げが可能。また、ダンジョン内にも、全回復&
セーブポイントがあるので、その付近でレベル上げするのも可。

バランスはちょうど良い感じで、筆者の最終レベルは16。
プレイ時間は2時間強。長さもちょうど良かった。

また、ストーリーもしっかりと練られており、伏線のひき方や、
最後の展開の持って行き方が上手かった。
「氷河の巨人」戦だけ戦闘BGMが変わるのは地味に良い。


欠点を上げるとするならば、

・オープニングがやや淡泊。
・バッドエンドで、少し後味が悪い。

あたり。
(エディタでも一応グッドエンドがないと思しきことを確認したのですが、
もし「グッドエンドあるよ!」という情報がありましたら教えてください)



全体を通して見て、バランスも良く、ストーリーも盛り上がりを見せ、
楽しめました。ところで、EDの"to be continued…"は、
HUNTER GAMEの3作目を示唆しているのだろうか…
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【タイトル】大氷洞の迷宮 ~謎の秘宝~
【作者】GRAINさん
【時期】第5期

あらすじ

君は秘宝が眠ると言われている『大氷洞の迷宮』に挑む青年である。

秘宝を手に入れ名を上げるか魔物に喰われ一生を終えるか
……怖じ気づいて逃げ出すかどの道を歩むかは君次第だ

さあ、自分の望む道を歩む為に精一杯頑張りたまえ!



今、世界樹の迷宮がマイブームなので、オマージュ作品をプレイしてみました。
ナレーションが世界樹風味で、いい感じの掴みでスタート。

その奥に、願いを叶える秘宝があるといわれる、
ダンジョン『大氷洞の迷宮』を攻略していくダンジョンRPG。
クリア時間240分とある通り、自分も4時間ほぼぴったりでクリア。凄い。

6人の異なる職業の仲間から、3人選びパーティーを作る。
終盤は選択可能メンバーが増える。

5階下がるごとにボスが出現したり、シンボルエンカウントの敵
「T・T・T」など、世界樹を踏襲した構成が見られる。
また階ごとに名前がついている。元ネタは全部は分からないが、
「このバカレバーといわないで」「すごいよ!レバーさん」等、
漫画、ゲームからのネーミングも見られる。
T・T・Tって、そういう意味だったのか!

お金に関しても、世界樹同様、敵が落とすアイテムを売って稼ぐ。
ドロップアイテムの説明が凝っているのが楽しい。
アイテムが高額で売れるのでお金に困る事はほとんどないが、
復活やMP回復アイテムはラスボスで必須なので、できるだけたくさん
稼いでおいた方が良い。

ボスは、その階に到達する頃にはちょうど戦える感じの
強さになっており、絶妙。一番苦戦したのは15Fのユナかも。
T・T・Tは、その階到達頃には強過ぎて戦えないので、後で戻って来て
戦う。T・T・Tのドロップアイテムが良い装備ばかりなので、
それを狙いに戦いに行くのも良し。またT・T・T戦でも経験値が得られる。

ストーリーがあるのも良かった。階が進むごとに、謎の少女の
正体が明らかになって行く。しっかりと見せ場も用意されていた。

…ということで、所々散りばめられた世界樹オマージュが、
いい感じに出ている作品でした。周回プレイ(強くてニューゲーム)可で、
マルチエンド等やり込み要素もあるので、長く楽しめそうです。
コンテスト最終日ですねぇ。でもレビューはまだまだ続くよ!



【タイトル】イベコマストーリー第2話 目の前に居るんですけど!
【作者】YADOさん
【時期】第6期

第1期のイベコマストーリー第1話の続編。この作品の自作戦闘が大好きで、
自分の中では真似したい自作戦闘NO.1なのですが、
簡易審査で消された時は唖然となりました。何故消された?



あらすじ

第1話でのツクテネの街での事件を解決し、旅を進めるマコとララ。
そんな2人に、またしても事件が発生する。
2人が目指す「クリア方面」の橋の上には、ゴブリンが
立ちふさがっていて、通れないのだ!
「選択肢の表示」を持たない彼女達は、ゴブリンに話しかけても
「通らない」しか選択出来ず、通る事は出来ない。
仕方なく彼女達は、隣の「立入禁止」の道を進むが、
先にいるのはララそっくりのネコ耳の人達。
そこは、なんとララの仲間である「にゃん民族」達が住む集落だったのだ。



前作の第1話同様、「ツクールで作られた世界」という、メタ的な世界で
ストーリーは進行して行く。イベントコマンド、通称「イベコマ」を
使う事により、物を動かしたり、選択肢を表示したりして、
物語を進めて行く事が出来る。

ゴブリンと戦う為に、「にゃんみん」の集落で、情報集めをする事になるが、
にゃんみんの一人が持っていたイベコマ「選択肢の表示」は、
集落の中の洞窟にある「橙色の石」となら交換してもいいよ、と言われ、
2人は洞窟を探索する事に。

洞窟のギミックはメタ的。押したスイッチの合計により、
「スイッチ○○番」がONになる仕掛けや、毒回復アイテムの所持不所持で
穴の位置が変わるイベント等。(自ら毒状態にならないと、毒回復アイテムを
使えないので、先に進む事が出来ない。)
メタを前面に出す事で、ゲームのパズル性を高めているのは凄いです。

橙色の石を「選択肢の表示」と交換すると、ゴブリン戦に挑めるようになるが、
それ以外にも、洞窟にいる他の敵を倒すといろいろな石が手に入り、その石は、
「イベコマ原石」と交換してもらえ、このイベコマ原石はゴブリン戦で必須なので、
これを集める事になる。

また、ゴブリンがとる行動には規則性があり、その規則性を
にゃんみんから聞き出す。

情報、イベコマ原石がそろったら、最後のゴブリン戦に挑む。
このゴブリン戦が、凄い独創的。具体的には、「○の倍数のターンは
ゴブリンはこの行動をしてくる」という規則に沿って、イベコマ原石で
相手の動きを封じながら戦って行くのだが、これが結構難しい。
「○の倍数」であることをよく忘れてしまうので、メモをとるとやりやすい。

イベコマ原石は、「回復とダメージの交換」「アニメーション停止」など
癖があり、最初はどれを使えば良いのか悩む。イベコマ原石の個数は、
必要量の2倍用意されてるらしいが、一番始めにやった時はかつかつだった。
「ゴブリン」というくらいだから、そんな大した事無いのかな、と
思ってたら、意外と強くてびっくり。回復技が使えて、
HPが1000を超えるゴブリンってそうそういないよ!

…ということで、上級者向けの自作戦闘でしたが、こんなに独創的な戦闘を
考られえるのが凄い!かなり頭を使わされました。
「天使さま」後編でも、こんな感じの自作戦闘を取り入れたい!と
思った次第です。
また、ストーリーの最後も、マコとララのつながりの描写がとても良かったです。
独創的なシステム+良いストーリー、両方作れるなんてすごい!
見習いたいです。
【タイトル】コンテスト・チャンス! 一流シェフの味をご覧あれ
【作者】パルソニックさん
【時期】第4期

あらすじ

どんな料理のオーダーでも、3日の猶予があれば
完成させてしまうという料理人、「クック・ヤミー」。
人は、彼の事を「オーダーシェフ」と呼ぶ。
彼は、人生最大の危機に面していた。それは…

王「今からお前には、RPGを作ってもらう!」
ヤミー「あーるぴーじー…RPG?いや、まさか…」
王「そのまさかじゃよ。まさか出来ないと申すのではあるまいな?」

オーダーシェフ、ヤミーが王様から承ったオーダー。それは、なんと「RPG」!
未経験の分野に挑む、ヤミーの挑戦が幕を開ける!



オーダーシェフ、クック・ヤミーが作るのは、まさかのRPG。
11個の4択の選択肢が出され、キャラや設定などを選んでRPGを作って行く。
1番目の選択肢が王道、4番目の選択肢はふざけ気味などの特徴があるが、
悪ノリ大好きな自分は、始めは迷う事無くオール4番。カオスでしたw
他の人がどういったチョイスをしてるのか気になります。

選択肢を選んだら、できあがったRPGをテストプレイして、王様のところに
持って行く。内容はこれだけなのですが、結構何度でも楽しめちゃう。
選択キャラによって、細かい所で変わってくる部分があるので、
ついつい全キャラを試したくなる。
ちなみに使ったキャラはスタッフルームに増えて行き、
全キャラコンプすると、オマケが見られます。

この作品は、同作者さんの前作、前々作のキャラや、没作品のキャラが
選択肢に含まれている事から、スピンオフ的な位置づけ(?)ですが、
これ単体でやっても、十分楽しめます。
没作品の「あざむけ!ドッペルくん」が、とても気になる…

ともあれ、パルソニックさんのゲームのテンポの良さは凄い!
プレイ時間はとても短いですが、誰でも難しく考える事無く遊べる良作でした。
【タイトル】機神少女 -inheritor-
【作者】下駄さん
【時期】第6期

本格SF。文章力と、世界観が立っているのが凄い。
RPG的なシステムよりもストーリーに力が入っているので、
今回のレビューはストーリーの解説に力を入れてみる。

以下ストーリー概要
※ネタバレしまくりなので、未プレイの方は先を読まないように!
 そして作者さん、勝手にネタバレしてすみません!



廃墟に佇む少女。彼女は記憶を失っている。
彼女の側に落ちているネックレス。少女はこれを拾い、
自分が失った記憶の断片を感じる。
少女「どうしてだろう……何だか見つめていると安心する……。
   あ……。裏に何か文字が……。
   ……クラリス。何かの名前……?もしかして、私の……?」
するとそこへ突然一匹の魔物が。
クラリスが戸惑っていると、そこに一人の別の少女が。
???「そこの人、ちょっと離れて!」
助けに現れたのはルーシアという名前の少女。
クラリスとルーシアの2人は、力を合わせて魔物を倒す。

2人はその後、近くの道が開けている場所で休憩し、
お互いの素性を話す。クラリスは、自分の記憶がないことと、
何故自分がここにいるのか分からない事を話すと、
ルーシアは、この場所が、この世界のものでないことを話す。
ここは、今から半年前に空から降って来た巨大な建築物であること。
そして、ルーシアは、「リタ」という人物と組んで世界を股に
かけるとレジャーハンターであり、この建築物に「遺跡荒らし」に
来ている事を告げる。ルーシアは途中でリタとはぐれてしまったらしく、
一緒に来てリタを探して欲しいとクラリスに告げる。

リタを探しに、建造物を探索するクラリスとルーシア。
二人は壁にレバーがあるのを見つける。ルーシアは不用意に触らない方が
いいと言うが、クラリスは、引いても大丈夫だという記憶とともに、
このレバーを引く。
クラリス「このレバーは、第3特殊ベークライト隔壁の融解スイッチ……。」
レバーを引くと、不意に、クラリスの頭に何かの情報がフラッシュバックする。

建造物の中には、他にもレバーの仕掛けが設置されており、
レバーを引くごとにクラリスの頭にはまた情報がフラッシュバックする。

・人類の時代の終わりの引き金となった、彗星の接近による
 未知の病原体と放射性物質の話。

・「方舟」と呼ばれる、地球環境が回復するまで人類を
 冷凍保存する計画の話。

・「移住計画」と呼ばれる、他星系へ人類の完全移住をすることにより、
 人類を滅亡から救う計画の話。

・「交配」と呼ばれる、人類の遺伝子に他の動物の環境耐性遺伝子を
 導入し、絶滅を免れる計画の話。

これらのフラッシュバックが、何を意味するのかもわからないが、
2人は、とりあえずリタを探しに建造物の内部を進んで行く。
ルーシアが「ここでリタとはぐれた」という場所にたどり着く。
その近くには謎の石碑のようなものが置いてあるが、それを調べたとき、
またクラリスの脳内に何かがフラッシュバックされる。

・人間と変わらない生物を確認出来る、星を宇宙に発見した。
 そして、「我々」は、その星を侵略することを決めたが、
 その過激な意見には反対意見も多く、船内は穏健派と過激派に
 分かれ、覇権を巡り争う事となる。

そして、その内容が「星間航行船カレルレン」の日記である事が分かる。
どうやらこの建造物が「カレルレン」である様。
クラリスは、ここまでの情報の断片をつなぎあわせ、何かを思い出しかける…

その瞬間、上から大きな音とともに何かが降ってくる。
降って来たのは、謎のロボットと少女。少女はリタであった。
どうやらリタは上で、降って来たロボットと戦っていた様子。
クラリスはリタにそのロボットが、対人用防衛システム
「メタルガーダー」であることを教え注意を促す。
3人は協力してメタルガーダーを倒すが、メタルガーダーは何故か修復され、
傷がみるみる塞がって行く。クラリスは、その修復を止めるべく、一人で
何かをつぶやきながら、メタルガーダーに立ち向かう。
「リミッター解除…」
「今から最大出力で、メタルガーダーを破壊します!」
彼女は、カレルレンのロボットだったのである。



…このまま行くと、エンディングまで行ってしまいそうなので、
ここらで打ち止め。作者様、まことに失礼致しました。

軽はずみな事を書くと作者さんの意図に反した事を言ってしまいそうなので、
感想を書くのが慎重になってしまうのですが、とにかく強烈だった。
終盤になるにつれ解明されて行く物語の背景は、強くプレイヤーを
惹き付けてくれます。
ガチSFなのに、内容が分かりやすかったです。ストーリー音痴な自分でも
良く理解出来ました。
心情描写も秀逸。また、配信グラのチョイスもキャラの雰囲気と合ってて上手い。

どれをとっても凄かったです。
自分もこのくらいどっしりした作品を作れたら楽しかろうに…!
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